- 出演者
- 曽根純恵 狩野恵里
オープニング。
経済情報を伝えた。
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米FRBは政策金利の誘導目標を4.25~4.5%に据え置きする。FRBは声明で「経済見通しの不確実性がさらに高まった」と指摘し、パウエル議長は会見で「関税引き上げが続けばインフレ率上昇や景気減退、失業率悪化を招く可能性がある」と懸念を示した。ただ、足元の経済は堅調だとして早期利下げには慎重な姿勢を明確にした。
新しいローマ教皇を決める選挙コンクラーベがバチカンで始まった。コンクラーベでは投票総数3分の2以上の得票者が出て次の教皇が決まればシスティーナ礼拝堂の煙突から白煙を出し、決まらなければ黒煙を出して知らせることになっている。1回目の投票の結果、黒煙が上がった。今回の選挙では先月亡くなったローマ教皇フランシスコが進めてきた改革路線を踏襲するか、保守路線に回帰するのかが焦点となっている。
アメリカのトランプ大統領が「ペルシャ湾」の呼称を「アラビア湾」に変更する方針だとAP通信が報じた。来週のサウジアラビア訪問中に発表する見通し。トランプ大統領は呼称変更でアラブ諸国に近い立場をアピールし、対米投資の促進に繋げる狙いがあると見られている。一方、イランのアラグチ外相はXで「非難されるべきだ」と反発していて、先月中旬に始まったイラン核問題を巡る間接協議に影響する可能性がある。
日銀は3月の金融政策決定会合の議事要旨を公表した。この中で委員から「当面0.5%という金利水準でも経済・物価の反応を見極めることが適当だ」との意見が出ていたことがわかった。一方別の委員からは「不確実性が高まっているからといって慎重な対応が正当化されるわけではない、状況によって果断な対応もあり得る」との見解も示された。
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5億円が当たるドリームジャンボ宝くじがきょう全国で一斉に販売された。ドリームジャンボ宝くじは1等3億円が12本、1等前後賞が24本、2等1000万円が48本となっている。ドリームジャンボミニは1等3000万円が50本。どちらも来月6日まで販売される。
午前のマーケットについて尾崎也弥さんが解説。海運株の下げが目立っている。海運大手では昨日川崎汽船がアメリカのトランプ政権の関税の影響で海上輸送が鈍化することから今季は大幅な減益を予想する一方、配当は増やす計画を発表した。一方先立って減益・減配計画を発表した商船三井は株主還元の観点から相対的に投資妙味が低下したという受け止めから改めて売りが広がっている。情報通信は上昇。NTTデータグループは買い気配となっている。親会社のNTTがNTTデータグループを完全子会社化すると日経新聞が伝えたのがきっかけ。投資総額は2兆円台なかばとなる見通しで一般株主が持つ4割強の株式を公開買付けする。データグループは一連の手続き後に上場廃止になるということ。午後にはトヨタの決算発表がある。