午前のマーケットについて尾崎也弥さんが解説。海運株の下げが目立っている。海運大手では昨日川崎汽船がアメリカのトランプ政権の関税の影響で海上輸送が鈍化することから今季は大幅な減益を予想する一方、配当は増やす計画を発表した。一方先立って減益・減配計画を発表した商船三井は株主還元の観点から相対的に投資妙味が低下したという受け止めから改めて売りが広がっている。情報通信は上昇。NTTデータグループは買い気配となっている。親会社のNTTがNTTデータグループを完全子会社化すると日経新聞が伝えたのがきっかけ。投資総額は2兆円台なかばとなる見通しで一般株主が持つ4割強の株式を公開買付けする。データグループは一連の手続き後に上場廃止になるということ。午後にはトヨタの決算発表がある。
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