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米国の民間企業ボーイングが開発した宇宙船「スターライナー」は有人で6月に打ち上げられISSに到着した。しかし装置に不具合が見つかったため無人で地球に帰還し、米国人宇宙飛行士2人は当初1週間だった滞在予定を大幅に延長しISSに滞在し続けている。この2人を帰還させるため民間企業スペースXは28日、クルードラゴンを乗員を本来の4人から2人に減らして打ち上げた。取り残されている2人は今回宇宙に向かった2人と共に来年2月に帰還予定。ISSに宇宙飛行士を運ぶ米国の宇宙船は現在スペースXのクルードラゴンしかなく、ボーイングのスターライナー開発への期待があったが実用化の見通しは立っていない。