ワールドビジネスサテライト (ニュース)
セブン&アイホールディングスがオープンする新型店舗「セブン-イレブン松戸常盤平駅前店」は、セブン-イレブンとイトーヨーカドーそれぞれの強みを生かした「SIPストア」となっている。売り場面積は通常のコンビニの2倍あり、商品数は約5,300品目あり、うち約2,000品目はコンビニ初の取り扱いとなる。特に意識したのは消費マインドの変化で、家族の食事作りから解放される調理定年を迎える人が増加し、さらに調理に時間をかけない「タイパ重視」の若者も増加している。こうした変化に対応するため冷凍食品やチルド食品に力を入れた。イトーヨーカドーの業績不振が続くセブン&アイグループは、新たなチャレンジで次世代の店舗のあり方を模索する。