ケイリン界のミラモン井関文月(18) 夢はパン屋さん 父娘で挑む最後の全国大会

2025年11月16日放送 11:21 - 11:39 フジテレビ
ミラモンGOLD (ミラモンGOLD)

文月さんが所属しているのは高松工芸高校・自転車競技部。創部33年、全国制覇4回を誇る強豪。部員21人が切磋琢磨している。ケイリンは男女ともに五輪の正式種目。「バンク」傾斜のあるコースを最大7人の選手で約1500m競走する。半分の距離までペーサーが先導、ペーサーを追い抜いてはいけない。ペーサーが離脱してからが勝負。最高速度60km/h。勝負を左右するのが抽選で決まるスタート順。1番は先頭で走るためポジション取りしやすいが、風の抵抗があり後続を気にしながら走らなければいけない。反対に6番は最後尾からのスタートになるが、風の抵抗がなく前方の動きがわかる。文月さんの武器はトップスピードを持続できるため、先行逃げ切りが得意な勝ちパターン。速さの秘訣は前傾姿勢。風の抵抗が減りトップスピードを維持できる。自電車競技部で頑張る文月さんが工芸高校を選んだ理由は香川県で建築科も学べて自転車競技部がある高校が高松工芸しかなかったため。夢のパン屋さんは建物から。まずは建築を学び理想の店舗を作りたいそう。パン好きの文月さんが教える高松市内でイチオシのお店は「nishipan」。オススメのパンを食リポした。
大会9日前、自宅の納屋を改装した練習場へ。レース映像を見ながらバイクを漕ぐ文月さん。実は去年の国スポでは1番で走るが後続にまくられ(追い上げられ)予選落ち。その反省を踏まえ、後ろからまくる技術をつけるため、今年全日本選手権をまくって優勝した佐藤選手をマネして走っている。さらに1km女子日本記録を目指し1分10秒を全力で漕ぐトレーニング。レース終盤でも落ちないスタミナを強化。そして大会の日がやって来た。国民スポーツ大会のケイリンは全国の予選を勝ち抜いた16歳以上のアマチュア選手20名が出場。1周400m、バンクを4周走り順位を競う。レースは1回戦・準決勝・決勝の3本。1回戦は得意の先行が決まり1着でフィニッシュ。準決勝では前を塞がれるもラストスパートで3着を死守。決勝は先行したもののライバルにまくられ5着でフィニッシュ。文月さんは「練習は間違ってなかった。負けたら意味ないので申し訳ない」と話し、お父さんは「まだ夢の途中。今日のレースを糧にして進んでほしい」と話した。高校卒業後は競輪選手養成所でプロを目指す。


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