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コメ価格の高騰はどこに要因があるのか。小泉進次郎大臣は流通を睨んでいる。第一回目から第三回目までの入札米を全農という集荷業者から卸に流れ、その卸が小売りに流して、そのルートで、いくらで販売をするのか。そう小泉農水相はいう。農林水産省は入札によって売り渡された備蓄米について小売りにわたるまでの上乗せ金額を公表した。集荷業者の段階で、60kgあたり1161円の上乗せ。卸売業者で60kgあたり7540円の上乗せ。小泉農水相は500%の利益と発言。業界関係者は、薄利多売で飲食店ではごはん増量キャンペーンを行っているという。スーパーなどでは特売などで売る量で利益を稼ぎ、赤字の時もあるほどだったという。例えば500円で売るものを今まで100円で売っていたのを500円に戻しても、対前年比500%になるとのこと。緊急輸入の可能性も視野に入れていると小泉農水相はいう。1993年、冷夏によるコメ不足。タイなどの外国産米を輸入した。政府はコメの生産調整の見直しをしている。事実上の減反政策は、増量へと転換した場合の課題がある。