クリックニッポン (クリックニッポン)
サイバー攻撃とは個人の情報を盗んだり破壊したりする行為である。今回はその対策の最前線を調査していく。サイバー攻撃に対抗するのがサイバーセキュリティでその最前線の1つがNICTである。対サイバー攻撃アラートシステムは国内外30万のIPアドレスを監視し、ウイルス感染した組織をリアルタイムで発見することができる。また各組織内の対策として組織内の通信を可視化し、サイバー攻撃を検知・分析できるという。警察はサイバーフォースセンターを設置し24時間体制でサイバー攻撃の事態を把握している他、企業との共同訓練でサイバー事案の防止・発生時の緊急対処などを訓練している。さらに防衛省は多国間で行うサイバー防衛演習に参加するなど、サイバー攻撃への対処能力を高めている。SBテクノロジー・辻伸弘さんに話を聞くと「自衛隊では2027年度をめどにサイバー専門部隊をおよそ4000人に拡充する予定で専門人材の採用や自衛隊内部での人材育成を強化し、警察では民間のサイバー人材の登用を進めている」とのこと。また今年5月「能動的サイバー防御」に関する法整備についても話し、日本航空がサイバー攻撃を受けたことについても説明した。