めざましどようび めざスポ
来週開幕する東アジアE-1サッカー選手権は、W杯まで1年を切った中、新戦力発掘の場として大きな意味を持つ。そこで新たなヒーロー候補を元サッカー日本代表で解説を務める小野伸二が紹介。注目するのは佐藤龍之介選手(18)。今シーズンJ1に昇格したファジアーノ岡山で4得点をマークし、チームを牽引。先月、W杯アジア最終予選で歴代最年少出場を果たした期待の選手。佐藤は「日の丸を背負えることは特別なこと」とコメント。佐藤選手の注目ポイントは攻撃力。今年4月の鹿島戦では自陣からドリブルを始めると、最後は相手ディフェンスと入れ替わり、ほぼ1人でゴール。小野伸二は「一つ一つのプレーに余裕がある」などと説明。湘南戦では右サイドからカットインしてのシュート。日本代表の久保建英選手のようで、久保選手も佐藤選手について「僕みたいな選手」などと評価。佐藤選手が注目されるようになったのは今シーズンになってから。16歳でプロ契約を結んだものの2シーズンでJ1での出場はわずか3試合。出場機会を求めて岡山へ移籍するとスタメンを勝ち取り、一気に才能が開花。