なないろ日和! (特集)
カビの季節といえば梅雨。しかし、秋雨前線の影響で、秋もカビのシーズン。耐性のついたカビがこの時期に発生する。布団の中や押し入れ等、カビは家中に潜んでいる。今回はカビ特集を紹介する。カビ取りマイスターの三好孝典さんが参戦。今回、石川玉良さんが協力してくれる。築35年を超える4DKにお住まい。三好さんによると、水回りではない場所にもカビが潜んでいるのだという。カビの発生条件は温度・湿度・栄養。黒カビが観葉植物そばの壁に潜んでいた。観葉植物にはカビ菌豊富な土がある事等からこの辺りにカビが潜みやすいのだという。三好さんによる壁のカビ取り方法の紹介。塩素系の漂白剤を5倍程に薄めた溶液を使って掃除する。しかし、ブラシを使うとカビの胞子を撒き散らす心配があるのでブラシはNG。雑巾で拭いただけできれいになった。
三好さんは次に窓に注目した。窓のゴムパッキンにカビが潜んでいた。カーテンを閉め切っていると、窓際に湿気が溜まりやすくカビの発生条件になるのだという。三好さんによると、塩素系漂白剤に片栗粉を1対1に混ぜてハケを使い塗っていく。石川さんが挑戦した。下から上に塗っていくのがポイント。ラップをかけて約30分放置して拭き取ればカビが取れる。
続いては寝室。三好さんによると、押し入れはカビの宝庫なのだという。カビはホコリにくっついて育つのだという。押し入れに白カビが見られた。部屋の中の湿度は50%程だった。押し入れの中の湿度は65%だった。60%を超えるとカビが繁殖しやすいのだという。三好さんによる押し入れカビ対策。押し入れの中を全て取り出した。掃除機でホコリを取り、5倍に薄めた塩素系漂白剤でカビを取った。すのこを押し入れ内に設置した。これにより、空気の通り道が出来、カビの発生を防げる。
三好さんは次にお大きなクローゼットに注目した。クローゼットを開けると、大量の服が収納されていた。カビの臭いが漂っていた。ルミテスターによって、石川さんはカビまみれの服を着用していた事が分かった。クリーニング袋のまま収納すると、クローゼットの中でカビが繁殖しやすくなるのだという。三好さんによるクローゼットのカビ対策。三好さんは半分以上の服をクローゼットから取り出した。