ニュース・気象情報 (ニュース・気象情報)
去年のオリンピック・パラリンピックにあわせて水質の改善が進められたセーヌ川で5日、およそ100年ぶりに遊泳が解禁された。フランスのパリを流れるセーヌ川は、水質の悪化などを理由に1923年以降、遊泳が禁止されていたが、去年のオリンピック・パラリンピックではトライアスロンなどの競技会場となった。パリの3か所で遊泳が解禁され、このうち、長さが70メートルの遊泳場がオープンした。連日の猛暑の影響で川の水温は20度余。およそ100人がパリの町並みの中で川泳ぎを楽しんでいた。遊泳解禁に立ち会ったパリ市のイダルゴ市長は「無料で泳げるので温暖化対策にもなる」と述べ、大会のレガシーだとアピールしていた。