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日本時間の明日未明に行われる2回目の協議。日本製の自動車に対し25%の関税をかけたトランプ大統領。1時間に約1億4300万円ずつ損を出している現実に対して石破政権の交渉カードの1つがアメリカ産トウモロコシの輸入拡大。日本はトウモロコシの大部分をアメリカから輸入しており、その75.8%が家畜の餌として使われる飼料用トウモロコシ。日本国内での生産は0%で全て輸入に頼っている為、輸入拡大しても影響はないという。6年前の第1次トランプ政権の時の交渉で、当時の安倍総理はトウモロコシの輸入拡大を表明しトランプ大統領を喜ばせていたが、家畜の数を増やすことが困難な為、輸入量は増えていない。輸入が拡大された場合、飼育費用が下がる可能性がある一方、牛肉などの価格が下がる可能性は低い。今回の交渉ではトウモロコシや大豆などのアメリカ産農産物の輸入拡大の他、輸入自動車の安全審査に関する手続きを簡素化出来る台数を増やす案の提示、砕氷船の造船技術協力が検討されている。