NHKニュース おはよう日本 (ニュース)
トヨタは2026年に世界で150万台のEVを販売する目標を掲げている。会社ではこうした目標を踏まえて、生産台数を計画しているが、関係者によると、2026年の世界でのEVの生産台数は100万台程度となる見通しだという。EVの需要は、欧米を中心に減速していて、こうした状況を踏まえ、トヨタでは150万台のEVを販売する目標について、需要の伸びが見込めるプラグインハイブリッド車も含める形で達成を目指す方針。世界の自動車メーカーでは、EV戦略を見直す動きが相次いでいて、スウェーデンのボルボカーが今月、2030年までに販売する車をすべてEVにするという計画を撤回したほか、ドイツのメルセデス・ベンツグループもことし2月に、それまで掲げていた2030年までにすべての新車をEVにするという目標を事実上、撤回している。