サンデー・ジャポン (ニュース)
米・トランプ大統領は「日本はアメリカを守る義務はない」などと日米安全保障条約に不満を示した。また「日本が円安誘導をしている」などとして追加関税を課す可能性を示唆した。関税をかけることで外国産の製品の値段を上げて国産品の市場を守る狙いがあるが、専門家は「関税を課すと言うことで相手国から自分たちに有利な条件を引き出させようとしている。ディールのカードの1つ」などと話した。
今週火曜日、以前から宣言していた通り、新たな関税措置を発動。カナダとメキシコに25%中国には10%の追加関税を課した。トランプ大統領は史上最悪の麻薬「フェンタニル」が中国からカナダやメキシコを経由して流入していると主張。関税を武器に対策を取るよう迫っている。カナダは米に対し25%の報復関税を発動。メキシコも報復関税など対抗措置を取ると表明している他、中国もアメリカからの農産物に最大15%の追加関税を課すと発表。