首都圏ニュース845 (ニュース)
日本時間のきょう、米国・第47代大統領にドナルド・トランプ氏が就任した。前政権の政策を大きく転換させる姿勢を鮮明にする中、日本の先行きはどうなるのだろうか。トランプ新大統領は、就任演説で「米国の黄金時代が今から始まる。私は米国を第一に考える」と語った政策転換として掲げる1つが輸入品への関税引き上げ。自動車部品や半導体の製造装置などを生産し米国にも製品を納める長野県内のメーカーは、「実際に関税が引き上げられれば価格競争の面で非常に大きなマイナスになる」と懸念している。メーカーでは製造販売だけではなく製品のメンテナンスなどのアフターサービスにも事業を広げ対応することを検討している。メーカー・野村稔会長は「ハードからソフト面のビジネス展開がうまくできる形になっていかざるを得ない」と語った。
拉致問題の解決は。トランプ大統領は1期目の2018年、史上初の米朝首脳会談に臨み、北朝鮮のキム・ジョンウン総書記に直接、問題解決の必要性を提起した。2017年と2019年には横田早紀江さんなど拉致被害者の家族と面会している。横田さんは「私も年を取ってしまい早くしないと会えないという思いで非常に焦っている。トランプさんはジョンウン氏との対話ができる方ですのでお互いが平和になれるように願っている。ぜひトランプ大統領に拉致被害者の救出、帰国を訴えてもらいなんとか助け出してもらいたい」とコメントしている。横田めぐみさんの映像。