国際報道 油井’s VIEW
油井秀樹は、国家情報長官に指名されたトゥルシー・ギャバード下院議員を説明。以前は民主党議員だったがトランプ氏と良好な関係を築き、3年前に離党。去年の大統領選挙ではトランプ氏を支援し所属政党も共和党にくら替えした。ギャバード氏は、シリアのアサド前大統領との会談や、スノーデン元CIA職員を擁護する発言など過去の言動が問題視され物議を醸している。日本に対しても2年前、SNSに「日本のかつての侵略を思い出せば現在進んでいる日本に再軍備は本当に良い考えなのか」と投稿。ギャバード氏は、日本はアメリカの強力な同盟国だとも述べ、追及をかわした形だが、指名が承認されるかは余談を許さない状況。一方、石破総理大臣とトランプ大統領の初の日米首脳会談がワシントンで開催予定。トランプ氏は、液化天然ガス(LNG)を開発し、太平洋地域の同盟国に販売・輸出する大統領令に署名。アメリカはアラスカLNGサミットなどを日本で開催し、協力を求めたものの大きな伸展はみられなかったが協力を求める声が一層強まるとみられる。