大下容子ワイド!スクランブル (ニュース)
2日間にわたってNATO(北大西洋条約機構)の首脳会議が開催された。NATOのルッテ事務総長はトランプ大統領が要求していた国防費をGDP(国内総生産)の5%に引き上げる案に合意したと発表した。アメリカのトランプ大統領は「歴史的な節目となった。誰もが『これは不可能だ』と思っていた」と述べた。そして、米軍によるイラン核施設への攻撃について「先週、アメリカ合衆国は大規模かつ高精度な爆撃をイランのウラン濃縮施設へ行った。アメリカ合衆国の軍隊だからこそできた。戦争はもう終結したと考えている。イランもイスラエルも前にような交戦状態に戻ることはないでしょう」と言及した。イランへの攻撃をめぐっては、NATOのルッテ事務総長が会議の前にトランプ大統領へ送った「イランへの断固たる行動に感謝する。他の誰にもできなかったことだ」というメッセージが物議を醸している。AP通信はこのメッセージに対し「重要な会議を前にこびへつらっているようだ」と指摘した。また、NATO首脳会議をめぐっては当初出席を予定していた石破総理大臣が急きょ欠席。これに対し、官邸内からは批判の声が上がっている。