トランプ氏 受諾演説の一方… バイデン大統領に広がる撤退論

2024年7月19日放送 23:23 - 23:31 テレビ東京
ワールドビジネスサテライト (ニュース)

米国・トランプ前大統領が共和党大会で大統領候補の指名受諾演説に臨んだ。当初は落ち着いた様子で話していたトランプ氏だが、銃撃事件について語り終わると一転バイデン政権の批判を始めた。またバイデン政権が進めるEVの推進策を終結させる考えを表明。自動車産業の雇用が中国とメキシコに奪われているとして米国以外で生産された自動車に高い関税を課すと述べた。ニューヨークで100年以上の歴史を持つ共和党支持者の団体。この日は80人近くが集まりトランプ氏の演説に集中していた。米国の熱気と対照的だったのは中国。中国外務省はトランプ氏が台湾をめぐる発言を繰り返す中、米国大統領選挙で中国に言及することに一貫して反対していると批判した。韓国では代表的な株価指数であるKOSPIは19日も下落。サムスン電子やSKハイニックスなど時価総額の大きい半導体関連株が大きく落ち込んだ。アジアからの半導体輸出に不満を募らせるトランプ氏に不安の声が上がっている。昨日、1000円近く下落した日経平均株価だったが今日は、ほぼ横ばいで取引を終えた。為替相場にも大きな変動は見られなかった。米国のメディアは民主党の重鎮ペロシ元下院議長がバイデン氏は近く説得に応じて撤退する可能性があるとの見解を示したと報じた。またオバマ元大統領も側近に「勝利への道が狭まっている」と指摘したとの報道も。早ければ今週末にもバイデン大統領が撤退する可能性も示唆されている。笹川平和財団・渡部恒夫上席フェローは新たな大統領候補としてハリス副大統領が現実的だと指摘する。


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