大下容子ワイド!スクランブル (ニュース)
アメリカ・トランプ大統領は13日、記者団に対し米露首脳会談の目的について「現在の状況を確認するものだ」と述べた。そして、会談が順調に進めばゼレンスキー大統領を交えた3者会談を直ちに調整する考えを示した。同じ日、ウクライナ・ゼレンスキー大統領はベルリンを訪問し、ドイツ・メルツ首相と会談。その後、ヨーロッパの首脳らが参加したオンライン会合が開かれ、そこにトランプ大統領も加わった。この会合はドイツ・メルツ首相らが主催したもので、ヨーロッパはウクライナの主権と領土保全の重要性を強調。今も戦闘が続く中、いかなる「領土譲渡」も認めない姿勢を共有したという。ドイツ・メルツ首相は「アラスカ(米露首脳)会談に向け、私はEUやウクライナそしてアメリカの友人たちと事前に方針を共有することが重要だと考え動いてきた。アラスカの交渉ではヨーロッパとウクライナの安全保障上の利益がしっかりと守られる必要がある」、ウクライナ・ゼレンスキー大統領は「『領土の保全』をウクライナ抜きで決定することは不可能だ。この点は欧米首脳の誰もが支持している」と述べた。一方、ロシア外務省は会見で「ロシアの領土は憲法に定められている」と反発し、併合を主張するウクライナ4州すべてを掌握する方針を強調。15日に行われる米露首脳会談について、このあと現地から最新情報を伝える。