THE TIME’ (ニュース)
アメリカ・トランプ大統領が、すべての鉄鋼業とアルミニウムに25%の追加関税を課すことを正式に表明した。「アメリカを再び豊かにする。すべての国が対象だ」と話し、文書に署名するトランプ大統領。日本も対象で、来月12日に発効。これに対し「まったく正当化できない」と反論するカナダの産業相。EU・フォンデアライエン委員長も「経済的利益を守るために行動する」と反発している。中国との貿易戦争への懸念もあり、安全資産とされる金の価格も上昇。ニューヨーク金先物市場では市場最高値を更新した(。一方、トランプ大統領は日本製鉄によるUSスチール買収計画をめぐって「買収は認めないものの、投資は認める」との考え方を示している。今週、日本製鉄幹部と協議すると明らかにしたが、日本製鉄幹部は、「トランプ大統領の真意を確かめたうえで、計画を修正すべきか見極める必要がある」としている。