モーサテ 深読みリサーチ
マーケット・ストラテジィ・インスティチュートの亀井幸一郎さんは「トランプ政権がスタートしてから不確実性を担保に金価格は上昇しました。新興国中央銀行の買いが背景にあり、ドル価値の希薄化や地政学リスクなどが理由です。インフレ再燃となれば、スタグフレーションになるという歴史的背景があり、足元ではマインド系の指標が悪化します。FRBが利下げに向かうとなると、金は上昇するでしょう。また、今後の金融市場の大きな関心事はイーロン・マスク氏ですが、経済削減の大ナタを振るっているがやりすぎると景気後退となります。現在はマクロ型の上昇をしており、1980年のようなイベント型の上昇に転じる可能性があります」などと話した。午前7時8分頃から、投資のヒントをモーサテプレミアムで配信する。