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ウクライナを支援してきたヨーロッパは長引く侵攻それからトランプ大統領の再登板によって一枚岩でいられるのかが今、問われている。EUの盟主ドイツでも異変が起きている。「すばらしい日」とSNSに投稿したトランプ大統領。23日に行われたドイツの総選挙で最大野党の保守、キリスト教民主社会同盟が第一党になりショルツ首相の与党が敗北した。一方、前回の選挙から得票率を倍増させ第二党に躍進したのが極右政党AfD。ウクライナ支援には消極的で移民排斥など、自国第一主義を掲げているAfD。先月にはトランプ大統領の側近・イーロンマスク氏がAfDに投票するよう呼びかけていた。ロシアのウクライナ侵攻後エネルギー価格の高騰などで景気低迷が続くドイツ。そうした中で、移民難民政策に多額の税金が投じられていることに不満が高まり、AfDの躍進につながったとみられている。