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きょうは「ドイツ駐留米軍5000人撤退へ深まる溝」。1日、アメリカ国防総省がドイツ駐留のアメリカ軍の5000人を撤退させることを表明した。背景にあるのはイランへの攻撃に対しNATO加盟国の支援が消極的であるということに対しトランプ大統領が強い不満を持っているからだという。ドイツ・メルツ首相は先月27日、イラン情勢をめぐり「アメリカには明らかに戦略がない」などと発言した。これに対してアメリカ・トランプ大統領は「彼は自分が何を行っているのか分かっていない」などとSNSで怒りを顕にした。ドイツはヨーロッパ最大のアメリカ軍の拠点となっている。アメリカ国外に駐留する米軍兵士の数は約18万人いる(米国防総省)。1番多いのは5万4000人ほどいる日本。2番目に多いのがドイツ。3万6000人ほどいて全体の2割がドイツに駐留している。欧州最大級の米軍基地のラムシュタイン空軍基地には在ヨーロッパ米空軍司令部もある。基地周辺には米軍保有の医療施設があり、戦争で負傷した多くの米軍兵士が運ばれてくる(ニューヨーク・タイムズ)。政策研究大学院大学・岩間陽子教授によると、周辺地域にアメリカ軍が展開する際のカギとなる重要な拠点だという。さらに岩間教授はバイデン政権が決定したドイツへの長距離ミサイル部隊配備撤回の可能性を懸念している。ドイツ・ピストリウス国防相は「ヨーロッパは自らの安全保障に対しより大きな責任を負わなければならない」などと述べた(ロイター通信)。トランプ大統領はドイツ以外の国でもアメリカ軍の削減を検討する考えを明らかにしている。
