イット! (ニュース)
けさ新潟県長岡市に到着したトラック。積まれていたのは2022年産の備蓄米、いわゆる古古米。ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を運営する会社に随意契約で売り渡された備蓄米が、精米作業の工場に運び込まれた。精米工場は通常の1.5倍の公立で稼働されているという。ドンキ印の備蓄米はブレンド米として週明けにも都内の店舗にて販売が開始されるとみられ、価格は2000円前後になるという。さらに、きょうからは2021年産古古古米の随意契約の受付が開始された。小泉農水相は先程、神奈川県内にある備蓄米倉庫を視察。備蓄米の流通が広がりを見せる一方で、米価格高騰の波は米から作る伝統的なお菓子にまで及んでいた。東京・台東区の谷中せんべい。創業当時から変わらない焼き方で昔ながらの味が守られている。材料となるのは米から作られている生地だが、その仕入れ価格にも影響がでる恐れが高まっている。1枚100円ほどで買える手作りせんべい。値段を変えないためにも別の米を使うことも選択肢のひとつと考えているという。