ニュースの“ハテナ”/コメ需要見通し なぜ見送り?

2025年7月31日放送 7:16 - 7:19 NHK総合
NHKニュース おはよう日本 (ニュース)

コメ需要見通し なぜ見送りなのか。需要見通しと実態がかけ離れるようになってきたことからだ。農林水産省は、例年7月下旬にまとめている主食用米の需要見通し。去年産のコメは、当初の673万トンという需要見通しだった。実態は、711万トンと38万トン多くなるとしている。38万トン上振れるということだ。詳しい背景は農林水産省が検討中。インバウンドの需要という要因がある。和食を好む外国人旅行者は多い。これはコメの生産量に大きな影響を及ぼす。農家は需要の見通しを基に生産量を決める。見通しが実態より少ない場合はコメ不足となる。日本のコメ政策は1970年代以降、コメの生産調整、いわゆる減反政策が行われてきた。過剰生産によるコメ価格の下落を防ぎ、農家の収入を守るため。見通しが実態より少なかったため、コメが品薄になり価格が高騰した。新たな需要見通しは2027年度から「根本的に見直す」としているコメ政策を踏まえ検討するとのこと。


キーワード
農林水産省米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針

TVでた蔵 関連記事…

ニュースの”ハテナ”コメ需要見通しなぜ見送り? (NHKニュース おはよう日本 2025/7/31 6:00

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.