みみより!解説 (みみより!解説)
大西洋を航行していたクルーズ船内でハンタウイルスの集団感染が疑われ、世界中から注目を集めている。そこで、きょうはハンタウイルスの気になるリスクを解説。乗客は全員下船が終了している。WHOは「深刻な事態ではあるが、公衆衛生上のリスクは低い」として冷静な対応を呼びかけている。ホンディウス号は約20か国、約150人を乗せて、感染者9人、疑い2人、うち3人が死亡。WHOはすべての乗客・乗員に対して42日間の隔離を推奨している。ハンタウイルスはウイルスを含んだ排泄物がほこりになり吸い込んで感染する。世界各地に数十種類あり、ハンタウイルスの種類により保有のネズミが異なる。南北アメリカ大陸型は、肺に障害を与え、最初はインフルエンザのような症状だが急速に悪化する。致死率は40%程度。アンデス株に関して、厚生労働省はヒト-ヒト感染で感染拡大する可能性は極めて低いとしていて、古くから知られたウイルスのため診断法・治療法が分かっている。潜伏期間は最大6週間で、乗船者の感染確認が増える可能性がある。沖縄県立中部病院・高山義浩部長は、可能性はかなり低いが下船した乗船者から二次感染が広がらないかウイルスが変異していないか注視していく必要があると話している。今日の変化などにより動物のウイルスはヒトへ感染のリスクが増加する。野生動物には触らないなどリスクの意識をしなければならない時代になっている。
