ワールドビジネスサテライト (ニュース)
世界の中央銀行トップらが集結するジャクソンホール会議でFRBのパウエル議長が講演し、今後の利下げについては慎重に判断するとしながらも再開の可能性を示唆した。ニューヨーク支局・松山がニューヨークから報告、アメリカ株式と為替の値動きを伝える。パウエル議長は「インフレ・雇用のリスクバランスの変化に伴い金融政策の調整が必要となるかもしれない」などと述べた。パウエル議長は労働市場について、失業率が歴史的低水準にあるとした一方、下振れリスクが高まっている可能性も示唆した。インフレについて、トランプ関税の影響は一過性のものとの認識を示し、長期的なトレンドになる可能性にも注意が必要と言及した。
