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上田と女が吠える夜にゲストとして招かれたのは角田夏実。現在は32歳で結婚がいま一番の関心事だという。角田は1年前に行われたパリ五輪柔道48キロ級で金メダルを獲得した。去年8月、角田は「30超えて結婚したいなってすごく思ってます。ロサンゼルス五輪目指しながら結婚もして子どもも。未来はわからないです」と話していた。2連覇を目指すのか、引退か、角田夏実に密着した。角田夏実は始球式をしたり、一日警察署長、園遊会などに参加。スケジュールを見せてもらうと金メダル獲得以降、テレビやイベントなどへの出演は1年間で150本以上。精力的に活動するわけは柔道に恩返しがしたいからだという。2月は国際大会で優勝。3月はコーチの今井優子さんらとの食事会を行った。今井コーチは今年の春から東海大学の監督として招かれ角田さんのもとを離れることになった。ここから角田一人での戦いが始まった。角田は無差別級への大会の出場を目標に決めていた。4月、皇后盃 全日本女子柔道選手権大会に出場し重量級の選手に挑んだ。1回戦の相手は90キロの鋳山真菜実。体重差は37キロもあったが判定勝ち。2回戦の橋高朱里には優勢勝ち。3回戦で寺田宇多菜と対戦し負けてしまった。大会から3週間後、角田は鹿児島・奄美大島を訪れた。柔道教室と講演しに来たという。150人以上の子どもや親がお出迎えし、柔道教室では、角田自ら子どもたちの相手をした。角田は小学2年生の時に柔道を始めた。小学1年生の山口史華ちゃんは角田に会うため徳之島からやって来たという。史華ちゃんは試合で同じ1年生の男の子と試合し負けてしまった。悔しさで泣いている史華ちゃん。角田は、泣き虫なっちゃんと呼ばれていたころの自分と史華ちゃんが重なって見えたという。最後に角田は「この間の無差別で区切りをつけて、次の試合を考えない時間を過ごしてみようかなと思っている」などと話したが、引退を決断したわけではない。