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今季9勝、カブスを5年ぶりのポストシーズン進出へ導いた今永昇太。シャンパンファイトでも生まれた「シャンパンっていうものは口から飲むよりも肌から吸収した方がおいしい」という今永の言葉。Tシャツ化されるほど現地で人気。独特な言い回しと冷静な分析から生まれるピッチングにより”投げる哲学者”との異名。齋藤先生と今永語録を振り返る。想定外の質問に生まれたユーモアあふれる返し。メジャー初の開幕投手をつとめた今永。前日会見で記者から「初球の球種は決めている？」と質問。今永は「初球なにを投げるか教えるのはじゃんけんでチョキを出すよって言ってるようなもの」と返していた。6月、けがから約1か月ぶりに復帰した今永、5回を1安打無失点で今季4勝目をあげたが試合後「まだすべてのボールを完璧に操れているわけではなかった。自分には改善点がまだたくさんあるし言い換えれば伸びしろがたくさんある」とコメント。8月、3カード連続負け越しと調子に乗れていなかったカブス。そのピンチに今永は7回1失点のピッチング。8回ウラ勝ち越しのチャンスで鈴木誠也が勝ち越しタイムリー。チーム全員でつかみとった勝利に今永は「野球というスポーツは誰かのせいで負けることもなければ、誰かのおかげで勝つこともない」などと述べた。ポストシーズンに挑む今永語録に注目。