グッド!モーニング もっと知りたい!NEWS
物言う株主との対決が注目されたフジ・メディア・ホールディングスの株主総会は、フジ側の勝利となった。中居正広と元アナウンサーの女性のトラブルを発端にフジテレビが大きく揺れた騒動。大株主の外資系ファンドは経営陣の刷新を要求。ダルトン・インベストメンツが提案した候補者は、20年前にライブドア騒動ではフジテレビに救いの手を差し伸べたSBIホールディングスの北尾吉孝社長など12人。フジ側が提案したのはフジテレビ・清水賢治社長など11人。株主総会の結果、フジ側の提案が可決されダルトン側は一人も選任されなかった。40年以上経営に携わってきた日枝久相談役は退任し、退職金が支払われることもわかった。株主総会に出席した堀江貴文氏は「良くなる可能性は出てきた」などとコメントした。これからの姿勢が問われるフジ・メディア・ホールディングスの清水賢治社長は「不断の努力を続けていくことが必要」などと述べた。