モーサテ (ニュース)
フジテレビの親会社であるフジメディアホールディングスはきのう、2025年3月の業績予想を下方修正し、純利益を従来の290億円から98億円に引き下げた。元タレント中居正広さんと女性とのトラブルをめぐる対応で、スポンサー企業がCM放送を見合わせていることで、フジメディアホールディングスの子会社・フジテレビの広告収入は、従来計画を233億円下回る1252億円にとどまる見通し。フジテレビ・清水賢治社長は「今回の事案を受けて、フジテレビでの放送収入が大きな単位で減っていく。極めて深刻に受け止めている」と述べたうえで、フジテレビ単体では最終赤字となる見通しを示した。またフジメディアホールディングスは、取締役会の下に社外取締役全員で構成する「経営刷新小委員会」を30日付で設置した。