ひるおび! 地球を笑顔にするWEEK 2024秋
長野・上田市のシャトー・メルシャン 椀子ワイナリーは2019年に開場し、東京ドーム約6個分という広さを誇っている。ワールド・ベスト・ヴィンヤード2020でアジアと評されたこともあるが、勝野泰朗さんはワイン造りとともにブドウ作りも手掛けている。日本ではつるを横に伸ばす棚栽培が主流だが、欧州では縦に葉を伸ばす垣根式という方法が取られ日がよく当たるのだという。下には草が伸びているが、ブドウに過剰な水分が行きにくくなるだけでなく、ストレスを与えてブドウの木に栄養が渡りすぎないようにするのだという。ここには植物289種類・昆虫168種類が生息しているが、開発前は荒れた姿が見られた。地元の小学生の学び場の側面も持つ施設となっているが、今年は酷暑となると標高650mという暑さの中で涼しい環境では活動できない糸状菌類にも苦戦してしまったという。テイスティングを楽しめるコーナーも有り、「オムニス」は椀子ワイナリーの黒ブドウから作られていて、深みが特徴という。