ワールドビジネスサテライト (ニュース)
結婚する人が年々少なくなっている。厚生労働省によると2024年の婚姻数は49万9999組で戦後2番目の少なさだった。ブライダル業界は婚礼にとらわれない新たな事業の強化に取り組んでいる。横浜市にある結婚式場「アニヴェルセルみなとみらい横浜」では、子供を対象にしたフレンチマナー講座「はじめてのフレンチ」を実施した。アニヴェルセルの松田健一社長は「結婚式の多様化による単価ダウンはある」として、企業向けの会議室やアパレルブランドの展示会など、結婚式場以外の用途に力を入れているという。八芳園も会議や発表会など非婚礼事業の強化に向けて現在リニューアル中だ。アニヴェルセルの松田健一社長は「結婚式は週末がメイン。平日も稼働して経営効率を上げていくことがポイント」だと語った。