午後LIVE ニュースーン (ニュース)
トランプ大統領が9日に8カ国に対する関税措置を発表した。主な国はイラクやフィリピンなどがあるが、中でも最も関税率が高いのはブラジルの50パーセント。トランプ大統領の書簡には、ブラジル前大統領のボルソナロ氏の名前があった。ボルソナロ大統領は2022年の大統領選挙で敗北し、結果を覆そうとクーデターを企てた罪などで起訴されている。トランプ氏の書簡では、ボルソナロ氏について裁判は行われるべきではないと書かれている。これに対しブラジルのルーラ大統領は報復措置の可能性を示唆した。そしてブラジルを議長国にBRICS首脳会議がおこなれた。そこでは一方的な関税措置に対する深刻な懸念を表明するなどとした宣言を発表した。これに対しトランプ大統領はこれに対しBRICSの反米措置に同調する国には10パーセントの追加関税を課すと強調。