NHKニュース7 (ニュース)
ロシア・モスクワ「赤の広場」で戦勝81周年の戦勝パレードが行われた。 プーチン大統領はウクライナへの軍事侵攻をめぐり国民の結束を呼びかけた。去年のパレードと比べるとウクライナ侵攻で使用している短距離弾道ミサイル「イスカンデルM」やさまざまな無人機も披露されていた。ことしは兵士らが行進しただけで兵器は見当たらなかった。国防省は先月末に軍事パレードを縮小すると発表していた。防衛省防衛研究所・兵頭研究幹事によると「全体としてロシア軍の軍事的な余裕が欠けてきていることをうかがわせた」と指摘し「いちばん大きな理由はウクライナによるドローン攻撃を心配していたのではないか。実際攻撃を受けてしまうと装備品や兵士にけががでてしまう危険もある。ことしに関しては一部の見方としてプーチン大統領自身がみずからの身の安全を気にしたのではないかとも言われている」と話した。軍事パレードには北朝鮮軍の兵士たちも参加。国営タス通信は北朝鮮軍の参加は初めてだと伝えている。北朝鮮軍はウクライナ軍が越境攻撃を行ったロシア西部クルスク州での作戦に参加した。兵頭氏は「事実上この戦争に直接参加しているのは北朝鮮だけ。戦争が続く中北朝鮮からの兵士・砲弾などの軍事支援はロシアにとっても不可欠。北朝鮮とロシアの関係の深化は続いていくのではないか」という。
