大下容子ワイド!スクランブル (ニュース)
ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアの第2の都市サンクトペテルブルクでは、18日から大規模な国際経済フォーラムが開催されている。プーチン大統領は外国人記者との会合の中で、アメリカのトランプ大統領との会談の可能性について「会談は間違いなく有益だろう。この点についてはアメリカ大統領の意見に賛成だ。もちろん周到に準備する必要があり、肯定的な発言だけで終わるべきではない」と答えた。プーチン大統領は開幕初日から会場に姿を見せた。初日、プーチン大統領は孫娘の存在を明かすとともに、中国語に精通していると説明した。独立系メディアは次女のカテリーナ・チホノワ氏の子どものことだろうと指摘している。国際フォーラムではプーチン大統領の娘2人もスピーチなどを行った。長女で内分泌学者のマリヤ・ボロンツォワ氏は医療技術の発展に伴う倫理の問題をめぐる会合で司会を務めた。次女のチホノワ氏は制裁下におけるロシア経済についてスピーチし「様々な技術の国産化が成功している」などと述べた。フォーラムにはショイグ安全保障会議書記の娘らと政権幹部の子どもが多く参加していて、クレムリン・エリートの子どもたちのショーケースとも指摘されている。25年に及ぶ長期支配によってプーチン政権全体が高齢化する中、世襲を見据えた動きだとみられている。脳科学者・中野信子は「自分の子孫が優秀であることを見せつけることも自分の足固めに必要。政治家は孤独なものだから、ファミリーしか信用できないのかなと穿った見方もする」とコメントした。