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きょう、ロシア・プーチン大統領が北方領土の択捉島を訪れた。これが初めての北方領土訪問。プーチン大統領は他にも水産加工施設を視察し、“イクラ”を試食する様子も確認できた。北海道の北東部に位置する北方領土は歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島の4つからなる日本固有の領土だが、第二次世界大戦末期の1945年、当時のソ連が占領し、その後もロシアの実効支配が続いている。今回、そのうちの一つ択捉島をプーチン大統領が訪問。前日には軍事演習を視察するため極東サハリン州を訪れ、北方領土について「日本は我が国に対して領土を主張している。しかし第二次世界大戦の結果として国際的な文書に明記されている」と言及。国際的な文書が何かは明らかにしなかったが、北方領土はロシアの領土だと主張した。かつて安倍首相の時代には建設的な交渉が進められていた。2018年には北方領土のうち2島の引き渡しを明記した日ソ共同宣言を基礎に「平和条約交渉」を加速させることで合意したが交渉は停滞。2022年、ロシアによるウクライナ侵攻で大きく事態は変わった。日本の経済制裁にロシアが反発し、平和条約交渉を中断する意向を示した。 おととしには北方領土を訪問する考えがあると明かしていた。2010年11月に当時のメドベージェフ大統領が国後島を訪問して以来、ロシアの国家元首として2人目の北方領土訪問。元島民・古林貞夫さんは「来るとは想像もしていなかった。今まで以上に返還運動を強力に進めて、さらに活発にするようにしないといけない」などと語った。
