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イタリアの観光都市であるベネチア本島の人口は約4万9000人だが、2023年は世界中から約2000万人の観光客が訪れるなど、長年オーバーツーリズムの問題に苦慮してきた。ベネチアでは去年から入島料約840円~約1670円を徴収しているがあまり効果はない。CNNは学校や病院、住宅などが不足し住み続けられなくなる住民が年々増加増えていると指摘している。アマゾン創業者のベゾス氏の超豪華ヨットなどがベネチアの港に停泊することを嘆く声や、今回のような一大イベントが正規雇用ではなく一時的な雇用しか生み出さないという不満の声も噴出している。こうしたことが大規模な結婚式の計画が地元住民によって反対された要因となった。一方で、当局は歓迎する姿勢を示している。イタリア・ベネト州のザイア知事は「地元に注目と富をもたらしてくれる相手に抗議することは私に言わせれば面汚しだ」、ベネチアのブルニャーロ市長は「振る舞いを恥ずかしく思う。ベゾス氏に謝罪しなければ」と強調した。(CNN)。柳澤は「お金が入るからいいんじゃないかという話は筋が違う。金があるから何でもできると見えてしまうこと自体がベゾス氏のやり方としては好ましくない」、中室は「これまでの積み重ねが大きいんだろう。航空税や入島料などを取っているが、焼け石に水でオーバーツーリズムの解消に役に立っていない」などとコメントした。