大下容子ワイド!スクランブル NEWSドリル
深掘りポイント1「東南アジア訪問の狙いは・トランプ氏の大統領就任が念頭か」。深掘りポイント2「自公の幹事長らが訪中・習近平国家主席の国賓来日を模索?」。
トランプ次期大統領の就任前に…石破茂総理、東南アジア訪問の狙い。石破総理は11日「不透明さを増す国際情勢の中、東南アジアとの信頼関係を強化することは極めて重要だ」。石破総理はマレーシアとインドネシアを訪問し、安全保障分野での協力強化で一致。インドネシアはASEAN(東南アジア諸国連合)で人口、経済規模が最大の盟主的存在。マレーシアは中東やヨーロッパと東アジアを結ぶシーレーンの要衝。両国とも中国と接近。インドネシアは去年11月、新大統領の初の外遊先が中国、1兆5000億円規模の経済協力。6日、BRICSに正式加盟。マレーシアは南シナ海問題で中国と二国間対話、去年11月に首相が中国訪問。BRICSに加盟申請を提出。さらに懸念が…。シンガポールのシンクタンク「ISEAS」によると、トランプ氏の返り咲きで米国の東南アジアへの関与は不透明になっている、前回は東南アジアの首脳との二国間会談がほとんどなく主要な地域フォーラムへの全般的な欠席など関与が限られていた。東南アジアで日本が存在感を示しつつ米国を東南アジアに引き付ける事が石破総理訪問の狙いのひとつ。石破総理は「この地域のために手を携えていくことがインド太平洋地域の平和と安定に大きく寄与するということについてトランプ次期大統領と認識の一致をみたい」。