S☆1 (スポーツニュース)
投手復帰後3度目の登板となった大谷は立ち上がりストレート2球で追い込み、最後もストレートでセカンドフライに打ち取る。その後ヒットと四球でピンチを背負うも、メジャー移籍後最速となる163.7キロのストレートでダブルプレーを奪い切り抜ける。このボールに付いて五十嵐は、力んだボールではなくキレのある良いボールだったなどと話した。今季初となる2イニング目のマウンドに登った大谷は先頭をセンターフライに打ち取ると、縦のスライダーで三振を奪う。最後の打者もキャッチャーフライに抑えた大谷は2回無失点でマウンドを降りた。大谷の投球について五十嵐は、使えるボールを探っていて徐々に方向性が定まってきているように思うなどと話した。また五十嵐は横に大きく曲がるスイーパーと小さく縦に落とすスライダーの投げ分けがはっきりしていたのが良かったなどと話した。さらに今後について五十嵐はポストシーズンに合わせるならば急ぐ必要はなく、8月中旬にかけて5イニングを投げ、9月にある程度良い状態で投げられれば10月のポストシーズンではしっかりと投げられるようになるなどと話した。