サンデーモーニング 風をよむ
世界があっという間に変わり、自由という言葉の重みが増したと膳場さんがいう。トランプ政権時に好対照だったのがメルケルさんと安倍さんだった。安倍さんはトランプ氏に懐の入った。メルケルさんは堂々と正論を言う。いま、トランプ氏とハーバード大学の戦いが起きている。トランプ氏のやっていることはとんでもないという人も多い。トランプ氏の岩盤支持層は大学を出ていない人が多い。浜田さんは、メルケルさんが首相をやっていたらどうなっていただろうと思うことが多いという。ぶれない、非難する勇気、対話をあきらめない、そういう強さがあった。アイスランドは首相も大統領も女性だ。女性がリーダーになることの意味は、長期的社会的な価値観への転換が起きるという。現在は権威的な男性が支配する世界だ。安田さんは、メルケルさんは批判を受ける立場でもあったという。イスラエルの議会で、イスラエルの安全保障はドイツの首相として譲れないと述べた。ガザへの軍事侵攻は繰り返された。学ぶべきところは学ぶが、反省するところを見出すことも必要となる。