ひるおび (ニュース)
7月8日からモバイルバッテリーを荷物棚に置くことがNGとなった。モバイルバッテリーの発火の原因としているのが多く挙げられているのが3つで、衝撃・圧力・熱。内蔵電池が変形・破損して発煙や発火に至る可能性がある。これまでは、預け入れ荷物に入れることを禁止し、ショートしないように個々に保護する必要があった。新ルールとして、収納棚に収納せず充電は常に状態が確認できる場所での使用となる。法的拘束力はない乗客への協力要請事項としてある。新ルール導入の背景は、相次ぐ機内でのモバイルバッテリーの発煙・発火事例。国土交通省は、航空機内におけるモバイルバッテリーの発火等への対応を強化し客室安全の一層の向上を図るためにルールを決めた。韓国では1月の事故があり、今年3月からモバイルバッテリーの取り扱いルールを変更していて、機内の棚への収納禁止・手元に置くことを求めている。ANAでは耐火バッグを去年4月から全機に搭載し、JALでは異常をきたした場合耐熱袋に収納の上客室乗務員の監視下におくという。