ヒルナンデス! 開店前から行列のご当地スーパー
東京・昭島市で行列ができていたのは、激安スーパー「フーコット」。埼玉などに197店舗を展開するヤオコーの新業態で、2021年に1号店がオープンした。その安さと人気の秘密を常連客に聞き込み。もやしは、一般的なスーパーの約半額の200g20円で販売。ニラは、一般的なスーパーなら約140円のところ、1束85円。フーコットでは、野菜がお買い得。店では、野菜が大量に陳列されていて、選ぶのが楽しいと人気。開店3時間前、野菜の陳列作業がスタート。青果コーナーは、生鮮売り場の約半分を占める。この日500本を仕入れた大根は、店員1人が15分で陳列。朝イチで大量に陳列することで、営業中の補充が不要になり、人件費を削減できている。オープン直後が最も品揃えが豊富なため、開店前に行列ができる。1本52円のきゅうりは、1500本を陳列。玉ねぎは約600個を陳列。陳列しながら、品質もチェックし、800個のキャベツの陳列も完成。5人の店員で、大量の野菜の陳列が3時間で完了した。キャベツは、1日でほぼ完売。その日の需要に合わせ、仕入れる量を厳密に計算し、廃棄を出さないことも安さにつながっている。