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去年、想定の倍以上の870万人もの観光客が訪れ、世界で最も来館者数の多かったルーブル美術館。近年は混雑と老朽化が大きな課題となっていた。ルーブル美術館は1793年に開館。その後1980年代に当時のミッテラン大統領が改築を実施し現在の姿へ生まれ変わったが、天井の損傷や水漏れが相次いでいる。マクロン大統領は28日、レオナルドダヴィンチの名画モナリザの前で演説。10年間で約1100億円〜1300億円かけて大規模な改修工事の計画を発表。一番人気のモナリザは専用の部屋に移して入場者数を制限。現在エントランスとなっているガラスのピラミッドの混雑を和らげるため、美術館東側に新たなエントランスを建設。工事費用を捻出するため来年1月からEU以外からの外国人観光客の入場料を値上げ。改修工事が終了すると年間約1200万人の受け入れが可能になるという。