news zero (ニュース)
令和7年7月7日の特別ライトアップとなった東京タワーには短冊に願いを込める浴衣姿の人たちがいた。2日連続の熱帯夜となった東京都心は最高気温35.6℃で今年初の猛暑日を記録した。この暑さの中、屋外で働いていたのは不動産の営業を担当する出野康成さんだった。猛暑の中でチラシを配っていたが、服にある工夫がされており今年からファン付きの作業服が導入されていた。30分に1回程度の休憩やこまめな水分補給をするなど、熱中症対策を徹底しているという。チラシ配りを終えるファン付きの作業服からスーツに着替え、暑さと戦いながら次の現場へ向かっていた。岐阜・多治見市ではこの夏全国で最も暑い最高気温38.8℃を観測した。猛暑日となったのは全国210地点で真夏日は778地点、いずれも今年最多を更新した。また30の都道県で熱中症警戒アラートが発表された。東京消防庁管内では9~97歳までの男女123人が熱中症で救急搬送されたという。東京はあすも猛暑日となる予想で熱中症警戒アラートも発表されていて、引き続き熱中症に厳重な警戒が必要である。