ニュース (ニュース)
自民党はきょう午前、石破総理大臣や菅副総裁、森山幹事長らが出席して選挙対策本部の会合を開いた。森山幹事長は「政治資金パーティーをめぐる不記載があった議員等のうち12名が非公認の扱いとなる」と述べた。公認しないのは党員資格停止などの処分を受けこれまでに非公認とする方針を固めていた下村元文部科学大臣、西村元経済産業大臣、高木元国会対策委員長、萩生田元政務調査会長、平沢元復興大臣、三ツ林裕己氏の6人に加え、半年間の党の役職停止と戒告の処分を受けた議員で地元での理解が十分に進んでいないと判断した菅家一郎氏、中根一幸氏、小田原潔氏、細田健一氏、処分は受けていないものの不記載があった越智隆雄氏と元議員の今村洋史氏の6人。このうち越智はすでに立候補しない意向を示している。また、処分の有無にかかわらず、収支報告書に不記載があった議員は小選挙区と比例代表との重複立候補を認めないことも改めて確認した。森山氏は“石破総裁から示された方針のもと、都道府県連の申請やそれぞれの選挙区の状況を吟味したうえで判断した”と述べた。一方、きょうの会合では執行部の判断に不服を訴える意見も出た。