2024年10月9日放送 18:10 - 19:00 NHK総合

首都圏ネットワーク

出演者
芳賀健太郎 寺門亜衣子 黒田菜月 江原啓一郎 片山美紀 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
衆院解散 今月27日 投開票

政府は臨時閣議を開き衆議院選挙の日程を来週15日公示、27日投開票とすることを決めた。今回の衆議院選挙、関東の1都6県では、いわゆる1票の格差を是正するため東京で5つ、神奈川で2つ、埼玉と千葉で1つずつの合わせて9つ選挙区が増えたほか区割りも変更された。NHKのきょう午後5時現在のまとめでは関東の97の小選挙区に394人が立候補を予定している。前回3年前の選挙では88の小選挙区に275人が立候補したが、きょうの時点でこれを100人以上、上回っている。政党別では自民党が87人、立憲民主党が72人、日本維新の会が62人、公明党が2人、共産党が73人、国民民主党が19人、れいわ新選組が8人、社民党が2人、参政党が35人、諸派と無所属は合わせて34人でこの中には政治資金収支報告書に不記載があった議員など自民党が公認しなかった東京と埼玉の選挙区の7人が含まれている。新旧別では前議員が126人、元議員が26人、新人が242人となっている。今回の選挙は自民党の政治とカネの問題を受けた政治改革や物価高への対応を含む経済対策、人口減少や少子化への対応などが争点となる見通しだ。

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選挙準備 追われる自治体

今月1日の石破総理大臣の就任から衆議院の解散まで8日と戦後最短となった今回。選挙が公示されるまであと6日と時間がない中、自治体では選挙の準備に追われている。葛飾区の選挙管理委員会では8人の職員が不在者投票のための郵便物の用意をしたり区役所の各部署に電話をかけて協力を依頼したりと準備に追われている。投票所となる区内の9つの中学校では文化祭の期間と重なるため、教育委員会の職員が来て会場の掲示物などをどうするか打ち合わせていた。今回、選挙区が5つ増える東京では有権者が57万人余りの足立区は従来の開票所だけでは手狭になることからある対策を取る。区役所を訪れた人を出迎えるエントランスロビーが次の衆院選で開票所として使われることになった。吹き抜けの構造のため一般の人が開票作業を見る参観エリアを設けやすいということでここを使うことに決めた。一方、ユネスコの無形文化遺産にも登録された栃木県鹿沼市の秋まつりが今週末の12日と13日に開かれる。市役所では多くの職員が祭りの準備に追われる中、選挙の準備が重なった。会議室が祭りの準備などに使われているため投票箱や開票作業の機械を保管するため職員用の休憩室を使うことになった。その投票箱が不足する自治体もある。茨城県つくば市ではもともと27日に市長と市議会議員の選挙が予定されていた。そこに衆議院選挙が重なり3つの選挙が同じ日になった。必要な投票箱はおよそ430で130個ほど足りず、ほかの自治体から借りるなどしてしのぐことにしている。選挙ポスターのデザインや印刷を請け負う会社には全国各地から注文が殺到。一部の自民党議員について公認か否かの決定がきょうになり印刷済みポスターの文言が一部使えなくなったという。衆議院選挙は来週15日に公示、27日が投開票となる。

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11月上旬~中旬並みの肌寒さに

気象庁によると北東からの冷たく湿った空気が流れ込んでいる影響できょうの関東甲信は広い範囲で雨となり、日中も気温が上がらず肌寒い一日となった。日中の最高気温はさいたま市で18.2度、東京の都心や横浜市で17.4度、千葉市で17.3度、水戸市で17.2度などと平年より5度から6度ほど低く11月上旬から中旬並みとなった。あすは北東の風が弱まる影響などで日中の肌寒さは少し和らぐが朝の気温は低くなる見込み。あす朝の最低気温は前橋市や甲府市で14度、さいたま市で15度、東京の都心や千葉市、宇都宮市、水戸市で16度などと予想されている。一方、あさって以降、関東南部などでは日中の最高気温が25度以上の夏日と予想されるなど気温の変化が大きくなる見込み。

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さいたま市(埼玉)前橋市(群馬)千葉市(千葉)宇都宮市(栃木)東京スカイツリー横浜市(神奈川)気象庁水戸市(茨城)渋谷区(東京)甲府市(山梨)
#わたしのいちオシ
千葉 市川 栗下知子さん

視聴者から寄せられた投稿を紹介した。

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市川(千葉)
(気象情報)
気象情報

関東の気象情報を伝えた。

秋の京成本線ウイーク
ニュータウンの先駆け 八千代台

東京のベッドタウンとして発展してきた八千代台駅の話題をお届けする。京成本線の特急も停車する八千代台駅は駅前からは市内だけではなくて周辺の千葉市や習志野市などとを結ぶバスも出ており通勤通学の時間帯などを中心に多くの人が利用している。この八千代台、実は全国に先駆けて大規模な住宅団地ができた場所の1つ。八千代台駅が昭和31年に開業してその翌年、一戸建てが建ち並ぶ住宅団地が完成した。これをきっかけに多くの人々が移り住んできて八千代市の人口も急増した。しかし駅ができて60年以上が過ぎた今ではこの周辺は高齢化が進んで人口も減ってきている。そこで自分たちの街をもう一度明るくしようと活性化に取り組む人たちが注目したのが「バラ」。市内にはこのバラが人気の観光スポット「京成バラ園」がある。25年前、本格的なヨーロッパ式の庭園としてオープンし1600品種1万株のバラが楽しめる国内最大級のバラ園で、SNSでも人気を集めていて見頃の時期には多くの観光客が訪れる。ここでは愛好家などに向けてバラの栽培に関するセミナーも開催されている。バラの品種改良などに取り組む園のスタッフから季節ごとのバラの育て方を学ぶことができる。バラ園の技術や知識は八千代市のまちづくりに生かされている。京成本線の駅の周辺で活動する八千代台まちづくり協議会では、秋バラの時期に向けて余分なつぼみを摘んだり、土を足したりする作業を行った。会長の佐々木博幸は長年この地域で暮らす中で街のにぎわいが徐々になくなってきていると感じ、バラで街を活気づけたいと考えた。かつて駅前の花壇は手入れが行き届かず雑草が伸び放題の状態だったが、4年前から始めた活動でバラを植え春や秋には色とりどりの花が咲くようになった。佐々木たちはバラ園のスタッフから助言を受けながらバラを増やし今では10品種300株以上が植えられている。バラを楽しむ気持ちは市民の間にも広がっている。菖蒲澤正子はまちづくりの活動に参加したことをきっかけにバラが好きになり自宅で育て活動へのやりがいを感じている。佐々木たちはこれからもバラによるまちづくりを通じて八千代台駅周辺のにぎわいを取り戻していきたいと考えている。駅前のバラは今月下旬ごろに見頃を迎えるという。

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八千代台を再発見 交換イベントで活性化

八千代台駅の北側にも街を元気にしようと活動している方がいる。地域の語学教室を活動拠点としている「八千代台まちづくり合同会社」は7年前から住民の皆さんを巻き込んたイベントを開いていらっしゃいる。代表の吹上朋充によるとその中でもいちばん力を入れているのがこの本を活用したイベントだという。「ブックストリート」は春の本祭、秋の本祭として年に2回、開催している。自宅にあるもう読まなくなった古本3冊と会場にある好きな1冊を交換していただく古本交換市がメインのイベントになっている。古本交換市以外にも15店舗ほどの出店や音楽や手品などといったライブパフォーマンスを路上で楽しむことができ、毎回1000人前後の来場者の皆さんでにぎわっている。吹上代表は「当初からわれわれの目的でもあった空き店舗の解消につながった。イベントを始めた7年前はこの北本通りも空き店舗が増えておりましてシャッター通りに近い状態になっていた。そこでオーナーの許可をいただいてイベントの前に空き店舗の掃除をしてその当日は空き店舗の中で本の読み聞かせやワークショップなどを行った」と説明。実際にイベント当日、中の状態が見えることによって開業を希望する方が下見に使うことができた。当時19ほどあった空き店舗が今は2つまで減り、カフェやフィットネスクラブなどに変わった。また年に3回ほど発行されているフリーペーパーで地域に根ざした情報を発信している。代表の吹上朋充は「私どもはまちづくりは人づくりというのをモットーに活動を続けている。八千代台はベッドタウンでありアクセスもよいので、都心に通勤で行っている方が多くて週末も都心のほうへ遊びに行ってしまうことも多いですけども、八千代台でも楽しいことがある、楽しいことができるといったことを再発見していただいてぜひ八千代台で楽しいことがたくさん増えればいいなと思っている」とコメントした。本のイベントだが、次回は来月下旬に行われる予定だという。

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(ニュース)
”ドリフト競技” 世界で活躍する中学生

サーキットで車を横滑りさせる技術を競うドリフト競技の世界最高峰の舞台「フォーミュラドリフト」。この大会にことしから史上最年少で参戦しトップ争いをしている中学生を取材した。「フォーミュラドリフト」は正確に車をコントロールすること、そして横滑りしたときのスピードなど、迫力も勝敗のポイント。およそ半年にわたり全米8か所で開催される人気のモータースポーツの大会にことしから参戦した日本人がいる。箕輪大也はまだ中学3年生ながら高度な技術で2度、表彰台に立つなど瞬く間に世界のトップクラス入り。早くも現地の観客たちの心をつかんでいる。小さいころから車が好きだった大也がドリフトを始めたきっかけは元プロドリフトドライバーの父、慎治への憧れからだった。米国と日本を行き来する大也の拠点は父が経営する所沢市にある自動車整備工場。中学生の大也が安全に高いパフォーマンスを発揮できる秘密はシミュレーターマシンでの練習にある。毎日2時間の練習を欠かさない。その練習相手となっているのが母の昌世。彼女も現役のプロドリフトドライバーで自身も国内の大会に参戦しながら米国で戦う息子をサポートしている。母親にアドバイスすることで自分自身の考えの整理にもつながっている。親と子で教え合い、高め合う日々に母、昌世も大きな充実感を感じている。現在、年間ランキング4位につけている大也。今月開催される最終戦の結果によっては最年少で年間の表彰台に立つ。最終戦はカリフォルニア州で現地時間の今月18日と19日に行われ、ここに向けて猛練習中だという。

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カリフォルニア州(アメリカ)フォーミュラ・ドリフト所沢市(埼玉)
”最新テロ対策” 展示会

テロ対策のための最新の資機材や技術を紹介する展示会がきょうから江東区の東京ビッグサイトで始まった。「テロ対策特殊装備展」では国内外の100社余りの最新のテロ対策の資機材や技術を紹介している。ドローン技術を紹介するブースでは不審な動きをするドローンをレーダーで検知し迎撃用のドローンを自動で動かすシステムを展示している。このほか会場では有毒ガスや放射線などを検知する四足歩行型のロボットや不審者をリレー方式で追尾できる防犯カメラのシステムを紹介するブースなどが出展し訪れた企業や省庁の担当者などが説明を受けていた。テロ対策特殊装備展は東京ビッグサイトであさってまで開かれていて入場にはイベントのホームページから事前の申請が必要。

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東京国際展示場江東区(東京)
「酉の市」熊手づくり最盛期

商売繁盛や家内安全を願って毎年11月に開かれる酉の市に向けて東京足立区の工房で熊手作りが最盛期を迎えている。酉の市で販売される熊手は金運や福をかき集めるという縁起物で七福神や小判など華やかな飾りがあしらわれている。この工房ではおよそ6000本の熊手を作り足立区と台東区の神社で開かれる酉の市で販売することにしている。

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台東区(東京)足立区(東京)
おでかけしゅと犬くん
谷津干潟自然観察センター

京成本線谷津駅近くの谷津干潟から中継。きょう来ている谷津干潟自然観察センターでは野鳥を眺めたり谷津干潟について詳しく知ることができる。東京湾とは2本の水路でつながっているため正真正銘の海、干潟となる。谷津干潟は道路と住宅地に囲まれた干潟でかつて広大な干潟が広がっていたが、地元の皆さんの働きかけによってのこったという。きょうはトウネンという鳥が100羽ほど見られた。渡り鳥でシベリアなど北の国とオーストラリアなどの南の国を移動する途中で谷津干潟に立ち寄ってここで栄養補給などをしている。カモもこれからの時期、北の国から越冬のために続々と谷津干潟に渡ってくるという。

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カモトウネン習志野(千葉)谷津干潟自然観察センター谷津駅
(気象情報)
気象情報

関東・全国の気象情報を伝えた。

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台風19号
(エンディング)
エンディングトーク

エンディングの挨拶。「ニュース7」の告知もした。

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