- 出演者
- 芳賀健太郎 寺門亜衣子 黒田菜月 江原啓一郎 片山美紀
オープニング映像。
おとといから東京23区の北部でニホンザルと見られるサルの目撃情報が相次ぎきょうは隣接する武蔵野市でも目撃された。きょう午後2時過ぎ、東京・武蔵野市にある西久保公園で撮影された映像では1匹のサルが公園内の広場を歩き時折、座り込んだりカメラのほうを振り向いたりしていた。撮影した女性の夫によると左手にけがをしているように見えたという。さらに練馬区の石神井公園の近くできのう午後4時半ごろに撮影された映像ではサルが歩道に座り込んで威嚇しているような姿が映っていた。この映像でもけがなのか左手が使えないように見える。相次ぐサルの目撃情報、北区ではおとといの午後からきのうの朝にかけて。板橋区志村ではきのうの朝、目撃されている。目撃されたサルが同じサルかは分からないが警視庁は周辺をパトロールするとともにサルを見かけても近づかないように注意を呼びかけている。
トクリュウによると見られる事件は首都圏では東京、埼玉、神奈川、千葉で少なくとも7件起きている。SNSで募集した闇バイトを実行役にしている点が特徴となっている。実行役はほとんどの事件で逮捕されているが、指示役、首謀者はまだ捕まっていない。警察は闇バイトは犯罪グループに使い捨てにされるおそれがあると指摘している。そのうえで闇バイトは一度加担すると抜け出すことが困難になるため絶対に申し込まないでほしいとしている。
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大ヒット中の映画「侍タイムスリッパー」幕末の武士が現代の時代劇の撮影所にタイムスリップするSF時代劇。8月の封切りから2か月、上映する映画館が次々と増え、全国130以上に拡大している。実はこの映画、監督本人が出資しおよそ2600万円で作った自主製作映画。自主製作映画は製作者が手弁当で作りミニシアターなどで上映されるのが一般的。異例のヒットとなった侍タイムスリッパーはある映画館から始まった。それが「池袋シネマ・ロサ」というインディーズ映画の聖地とも呼ばれる映画館。9月末、侍タイムスリッパーの安田淳一監督が凱旋した。「池袋シネマ・ロサ」の支配人、矢川亮さんは6年前、自主製作映画を応援したいとインディーズフィルムショウと題したレイトショーを上映してきた。年間およそ30本を上映。社会現象となった「カメラを止めるな!」もここから始まった。シネマ・ロサには自主製作映画を支える仕組みがある。まずは、資金面でのサポート。製作者からレンタル代を取る箱貸しの劇場もあるがここではそのお金は取らない。代わりに収入を分け合う歩合制を取っているため製作者の出費はほとんどない。上映が決まった製作者は告知のチラシもみずから配る。取材当日は「かんとく」と書かれたビブスを着た28歳の若手監督・福田航平さんがあいさつに来ていた。支配人の矢川さんは製作者と映画ファンをつなぐことが大切だと考えている。安田監督も公開前日までの2週間、みずからチラシを配ったという。聖地で生まれた熱心なファンの声や話題は、すぐに大手の劇場や配給会社に伝わる。製作者、ファン、そして大手劇場をつなぐ輪が、ヒット作を生み出していた。
侍タイムスリッパーの安田淳一監督は米農家と二刀流ということで米作りにいそしんでいる。その安田監督、今回の映画に全財産をはたき、愛車も売り、映画が完成したときの貯金残高はなんと6250円だった。まさに身銭を切って製作したのが「侍タイムスリッパー」だったという。安田監督は「シネマロサのサポートのおかげで『カメラを止めるな!』のヒットの再現ができた」と話していてほかの自主製作映画の監督たちにもエールも送っていた。
関東の気象情報を伝えた。
都内と成田空港を結ぶ京成特急スカイライナーの停車駅・日暮里駅。歩いて3分ほど、日暮里繊維街。およそ1キロの間に布やボタンなどを取り扱う店が90軒ほど並んでおり手芸好きの人たちに愛されてきた。生地専門店では和柄の布が外国人観光客に人気で、飛行機で帰国する直前に立ち寄る人もいるという。店側も20以上の言語であいさつが書かれた紙を用意しておりコミュニケーションを取るようにしている。続いて訪れたのは荒川区の施設。待っていたのは日暮里繊維街のキャラクター、にっぽりん。区が主催するファッションデザインコンテストの応募作品が展示されていた。応募総数3600点以上の中から入選した40作品が展示されている。この入選作品については現在このデザインをもとに実際に洋服が制作されているということで来月、その実物で賞の選考が行われるという。過去にグランプリを受賞したニットの作者の市勢善浩さんは日暮里の街をイメージした作品だと話していた。コンテスト実行委員長の山田章博さんはコンテストを通じて新たな才能を発掘したいと考えている。
日暮里を拠点に活動するファッションデザイナー、瀬戸川裕太さんは週に3日は日暮里繊維街に通っている。瀬戸川さんは荒川区が3年前に設けた起業支援施設にアトリエを構えている。デザインコンテストの会場と同じ建物にあり、創業5年未満のファッション事業者のみが入居できて料金は個室タイプで月5万円。瀬戸川さんは繊維街にも近い立地にも引かれてことし2月に入居した。ファッションの専門学校を卒業後、海外の賞も受賞し、2020年にみずからのブランドを立ち上げた。現在は注文を受けた分だけを少量生産するスタイルだが、今後は販路を広げてブランドを成長させたいと考えている。施設では月に2回、ファッションやビジネスの専門家との面談が受けられる。この日は海外でファッションのマーケティングに従事していた専門家から売り上げを伸ばすためのアドバイスがなされた。この施設には瀬戸川さんのほかにもリサイクル素材などを利用したニットを手がける人女性のための入浴タオルを製作販売する人など9組が入居している。荒川区はこの施設の運営などに年間2700万円の予算を計上し、日暮里をファッションの街として盛り上げることを目指している。瀬戸川さんはものづくりとファッションを愛する仲間たちと切磋琢磨しながら日暮里発のファッションで世界に打って出ようとしている。
ウインタースポーツやアウトドア業界の関係者が雪不足でスキー場が閉鎖されるなど気候変動による影響が危機的な状況にあるとして国に対策の強化を求める提言をまとめた。提言はスノーボーダーやスキー場の運営会社など100以上の企業や個人が共同でまとめた。都内で開かれた会見では群馬県でスキー場を運営する会社の代表が地域経済への影響の懸念を訴えた。そして発表された提言でパリ協定で掲げられた世界の平均気温の上昇を産業革命前に比べ1.5度に抑えるという目標を達成できるよう国のエネルギー基本計画や温室効果ガスの削減目標の対策の強化を求めた。
国際電話を使った特殊詐欺の被害が相次いでいることを受けてきょう千葉市で警察官や詐欺被害防止の啓発に取り組む演歌歌手の伍代夏子さんらが高齢者の自宅を訪れて固定電話に国際電話がかからないようにする手続きなどを紹介した。警察によるとことし6月までの半年間に全国で発生した電話を使った特殊詐欺のうちおよそ半数が電話番号の前に+がつく国際電話が使用されていて警察は有効な対策として日頃、国際電話を使わない人は海外からの番号を受信しない設定にすることを勧めている。
ときょうは江戸川区や板橋区、港区などに特殊詐欺の電話がかかってきている。今月3日、埼玉県川口市に住む70代の女性の自宅に息子を名乗る相手から電話があり取引先に会社の決算書を間違えて送り、損害を出してしまったと言われた。続けて現金で補填しなければならないと言われ、話を信じた女性は自宅に現れた息子の友人だという相手にお金を渡し100万円をだまし取られてしまった。決算書を間違って取引先に送って損害が出たという話だったが損害が出る理由が全く分からない。また会社の損失を社員個人が現金で穴埋めするというのも不自然。落ち着いて考えれば1つもつじつまが合っていないが詐欺グループは一方的にまくしたてて強引に信じさせようとしてくる。作り話の中身はさまざまだが、結局、最後は現金やカードを要求してくる。それはすべて詐欺なので電話を切って家族や警察に相談を。
今月27日に投票が行われる見通しの衆議院選挙に向けて水戸市では候補者のポスターを貼る掲示板を設置する作業が進んでいる。作業は3日前から始まりきょうは市役所近くの児童公園で市から委託を受けた業者が縦90センチ、横2メートル30センチの大きさで8人分の候補者のポスターが貼れる掲示板を設置していた。水戸市選挙管理委員会では公示に間に合うよう今月12日までに市内536か所に掲示板を設置することにしている。
地震や豪雨など災害が起きた際、速やかなライフラインの復旧につなげようとガスの点検や修理の技術を競う大会が横浜市で開かれた。大会にはガス会社の社員などおよそ150人が参加した。このうち戸建て住宅で地下にあるガス管が壊れたという想定で修理の早さなどを競う競技では特殊な工具で金属製のガス管の一部を素早く切断しポリエチレン製の管にその場で付け替えていた。
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- 鶴見区(神奈川)
今月18日から葛飾区産業フェアが行われる「テクノプラザかつしか」から中継。葛飾区は製造業が盛んな区で、イベントではこういったねじを生かしたキーホルダーも作ることもできる。また小さなスーパーボウルに小さな輪ゴムを巻くことから始めて14年間で参加者の方に巻いてもらって成長したボールを見ることができる。
関東の気象情報を伝えた。
NHKニュース7の番組宣伝。