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「八千代台まちづくり協議会」 のテレビ露出情報

東京のベッドタウンとして発展してきた八千代台駅の話題をお届けする。京成本線の特急も停車する八千代台駅は駅前からは市内だけではなくて周辺の千葉市や習志野市などとを結ぶバスも出ており通勤通学の時間帯などを中心に多くの人が利用している。この八千代台、実は全国に先駆けて大規模な住宅団地ができた場所の1つ。八千代台駅が昭和31年に開業してその翌年、一戸建てが建ち並ぶ住宅団地が完成した。これをきっかけに多くの人々が移り住んできて八千代市の人口も急増した。しかし駅ができて60年以上が過ぎた今ではこの周辺は高齢化が進んで人口も減ってきている。そこで自分たちの街をもう一度明るくしようと活性化に取り組む人たちが注目したのが「バラ」。市内にはこのバラが人気の観光スポット「京成バラ園」がある。25年前、本格的なヨーロッパ式の庭園としてオープンし1600品種1万株のバラが楽しめる国内最大級のバラ園で、SNSでも人気を集めていて見頃の時期には多くの観光客が訪れる。ここでは愛好家などに向けてバラの栽培に関するセミナーも開催されている。バラの品種改良などに取り組む園のスタッフから季節ごとのバラの育て方を学ぶことができる。バラ園の技術や知識は八千代市のまちづくりに生かされている。京成本線の駅の周辺で活動する八千代台まちづくり協議会では、秋バラの時期に向けて余分なつぼみを摘んだり、土を足したりする作業を行った。会長の佐々木博幸は長年この地域で暮らす中で街のにぎわいが徐々になくなってきていると感じ、バラで街を活気づけたいと考えた。かつて駅前の花壇は手入れが行き届かず雑草が伸び放題の状態だったが、4年前から始めた活動でバラを植え春や秋には色とりどりの花が咲くようになった。佐々木たちはバラ園のスタッフから助言を受けながらバラを増やし今では10品種300株以上が植えられている。バラを楽しむ気持ちは市民の間にも広がっている。菖蒲澤正子はまちづくりの活動に参加したことをきっかけにバラが好きになり自宅で育て活動へのやりがいを感じている。佐々木たちはこれからもバラによるまちづくりを通じて八千代台駅周辺のにぎわいを取り戻していきたいと考えている。駅前のバラは今月下旬ごろに見頃を迎えるという。

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