世界をリード 日本のiPS細胞医療 快挙!「心筋シート」で症状がカイゼン

2025年8月12日放送 7:25 - 7:29 TBS
THE TIME, 追っかけTIME

大阪・関西万博で子どもたちが目を輝かせていたのは心筋細胞シートの展示。開発した大阪大学の澤芳樹特任教授によると、心筋シートを移植した心臓病患者8人全員の症状が大きく改善したという。心筋細胞シートは、脚から取り出した細胞でiPS細胞を作成し、培養後心臓の筋肉細胞に変化させる。この細胞をシート状に加工すると人肌に近い温度では鼓動のように動く。心筋梗塞などで弱っている部分などに胸を開いて心臓の上に貼り付ける。心筋シートの移植の結果、重症度3だった8人の患者の内、4人が重症度1になったという。今年4月には厚労省に製造・販売の承認申請を行っており、承認されればiPS細胞を使った世界初の治療法になる。山中伸弥教授のノーベル賞受賞から13年、他にも驚きの研究結果が発表された。今年4月には京都大学病院では1型糖尿病患者にiPS細胞から作った膵臓組織の移植に成功した。山中伸弥教授の後継者の高橋淳所長が成し遂げたのが、根本的な治療法がないといわれるパーキンソン病の治療に活路を見出した。パーキンソン病は、脳内で情報伝達をめぐるドーパミンを作る細胞が減り手足が震えるなどの症状が出る。研究チームはiPS細胞からドーパミンの素となる細胞を患者7人の脳内に移植、その結果全員に安全性を確認しその内は運動機能などに明らかな改善がみられたという。今月5日には住友ファーマが厚労省に製造・販売の承認申請を行ったと発表している。現在日本では17の病気を対象に臨床試験が行われている。


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