Nスタ (ニュース)
大阪万博会場で公開されたのは、2億個のiPS細胞から出来た心筋細胞である「iPS心臓」。この心臓を作ったクオリプスは、心筋細胞シートについて厚労省に製造・販売の承認申請。このシートを虚血性心筋症患者の心臓に貼ると、心臓機能回復が期待される。2023年までに8人にシート移植の臨床試験を行い、いずれも経過良好。臨床試験を受けた男性は、最終的に心臓移植しかないと言われていたところからゴルフができるまで回復したそう。厚労省に承認されれば世界初のiPS細胞を使った治療法へ。山中伸弥教授がiPS細胞を作成発表してから18年、今では目などでも臨床研究がされていて、いよいよ実用化へ。